【DQ3買い物禁止縛り+一人旅⑥】ひとりで伝説へ…

冒険譚

勇者しゃまこは世界を救うためたった一人で旅立った。旅の条件は2つ。仲間の加入は禁止。そしてお買い物も禁止。孤独で厳しい冒険が今始まる…!

【第5話はこちら⇒】前回の記事を読む

父の思いを背負って。

ついにここまで来た。大魔王ゾーマの居城へ。買い物禁止+一人旅でここまでこんなにスムーズに来れるとは思っていなかった。でもまだ最後の戦いが残っている!改めて気を引き締め直しゾーマの城へ向かう勇者であった。前回アレフガルドを駆け回って手に入れた「にじのしずく」を使って橋をかけます。虹の上を歩くなんてまさにファンタジー!って感じですが見た目は普通の橋なのが面白い。そんな普通の虹の橋を渡り、ゾーマの城へ突入。まずは地下へ降りるための階段を探します。この階段は隠し階段になっていて1階中央の玉座の後ろを調べることで下に降りられるという仕掛け。これは初代ドラゴンクエストの竜王の城にもあったギミックで、これまでのプレイヤーであれば難なく見つけられる部分でしょう。一応初見プレイヤー向けにヒントもありますが、今思えば結構鬼畜な隠し要素ですよね。まあ当時のゲームによくあるやつです。しかし、ドラクエ1と違うのが玉座の前に強制戦闘イベントが用意されている点。いかにも動き出しそうな石像が複数配置されており、近づくと案の定だいまじんが襲い掛かってきます。とはいえこちらも相当な修練を積んできています。ちょっとやそっとの攻撃じゃあ倒れることはありません。というかこんな所で倒れているようじゃ、この先絶望的ですからね。そんなわけで苦戦することもなくサクッと撃破していきます。だいまじんの邪魔を退けたあとは地下へ突き進んでいきます。入り組んだ地形や回転床などの様々なギミックを乗り越え城の奥深くへ進んでいくと、何やら戦いの音が聞こえます。近づいていくとなんと死んだと思われていた勇者の父オルテガが戦っているでないか。相手は大魔王ゾーマの腹心的存在キングヒドラ。激戦を繰り広げますが、最終的にMP切れを起こし回復間に合わず。最後は炎に焼かれてやられてしまいます。ひん死のオルテガは最後に自分の娘への想いを伝えます。目の前の人間が娘だとも知らずに。ドラクエ3屈指の感動シーンですね。父の想いも背負い勇者は先へ進みます。同じ一人旅の冒険家として尊敬しながら。

大魔王親衛隊との激闘

だいまじんとの戦闘、くるくる床、そして父との別れを乗り越えついにゾーマのいる最深部へ到達します。しかしゾーマとの直接対決はまだまだお預け。まずは大魔王の側近、親衛隊の3体をそれぞれ打ち破らなければなりません。1体目は父の敵キングヒドラ。

キングヒドラ戦ですが、やはり複数回行動による炎攻撃がやっかいな相手。ただしこちらが一人旅をしている関係から実際にはブレス攻撃による脅威はそこまでありません。ここまでこれた勇者にとっては相手ではないですね。ここで消耗しすぎるとそのあとがつらくなるため、なるべくベホマの使用回数を抑えてギリギリで回復しながら戦いを行います。

HPは1600でそこそこ多く守備力も高いので、くさなぎのけんの効果のルカナンで守備力を下げながら、一気に攻撃を叩き込みます。こうして危なげなくキングヒドラを撃破。次への戦いへと駒を進めます。

続いての相手はバラモスブロス。バラモスのブロス(弟)というわかりやすい名前ですが、兄の仇としてこちらに立ちはだかってきます。いやむしろ魔物ですし、仇っていうよりも「邪魔な兄貴を消してくれてありがとなっ。これでまたゾーマ様に認めてもらえるぜ。」とか言ってそう。戦闘能力ですがやっかいなのが1ターンに最大3回行動するという点。バラモスと違って小細工は一切しないので、単純な総ダメージ量が非常に高い。はげしいほのおやイオナズンといった高火力を連続で押し付けられると結構きついです。

行動回数が読めないので回復のタイミングも結構難しい。幸いHPは1100とそこまで高くはないのでこちらも短期決戦で勝負を決めに行きます。といっても毎回やることは変わりません。とにかく攻めて攻めて攻めまくる!!回復タイミングを適切に見極めながらバラモスブロス、撃破です。
1歩、1歩と歩みを進めます。この剣をゾーマの喉元に突き立てるまで歩みは止められない。(この剣がおうじゃのけんだったらカッコよかったな…。)

ゾーマ前の3連戦、最後の相手はバラモスゾンビ。バラモスの亡霊が行く手を阻みます。ゾンビ化してもなお勇者の道をふさぐ執念深いやつ。しかしながら一人旅をするうえではかなり脅威になる相手でもあります。こいつは守備力、素早さが0な代わりに攻撃力は脅威の「400」。これは高い攻撃力が自慢のだいまじんやひとくいばこの2倍の数値である。

勇者ひとりでこの破壊力を受け止め続けなければならないので、とにかく回復しながら戦うしかないです。しかもHPが3000とこれまでのやつらとは比較にならないほど高いうえ、さらには毎ターンHP50自動回復ももっているので、実質的な耐久は数値以上といえるでしょう。幸い素早さが0なので比較的安定して先制できるのが救い。しかし、回復ターンを増やしすぎると自動回復でどんどん回復されてしまうので攻撃の手を緩めることは許されません。ということで今回とる戦法がやいばのよろいの反射ダメージ戦法。まあ一人旅のバラモスゾンビ戦では王道の戦い方ですね。相手の高すぎる攻撃力と通常攻撃しかしてこない点を活かして、やいばのよろいの効果である物理ダメージの反射を押し付けて自動回復分を上回っていく作戦。さて、いざ実戦。ダメージを受けてみると一撃110~140。これが最大2回飛んでくるので痛い!!しかしやいばのよろいもここですかさず反撃!50~70のダメージを与えていきます。これで自動回復分はほとんど回収できるので、こちらも攻撃、回復にそれぞれ専念できます。

ダメージ量の多さに震えますが、その分反射ダメージも美味しい。もっと殴って!と変態チックな勇者に変身し最後はやいばの反射でとどめをさしました。

こうしてゾーマ親衛隊を3体とも打ち破り残すはゾーマのみ。勇者は最後の戦いへと向かいます。

ようやくここまで来た。勇者一人旅かつ買い物禁止。少ない装備とアイテム、助けてくれる仲間もいない。そんななか道を切り開いてきた。あとは自分を信じるのみ!とりあえずやれる準備はやっておきます。まずは武器ですがバスタードソード。これしかない。防具はオルテガのかぶとにゆうしゃのたて、やいばのよろいでいきます。かぶとは最強のはんにゃのめんがありますが、これは間違えて過去に装備してしまい、1度外すと壊れてしまうので、本来はないものなんです。その時はリセットをして結果、現存していますがあの時に壊してしまったということで一回なしでやってみよう。あとオルテガのかぶとで最終決戦に挑むって展開的に熱いじゃん!?盾は最強のゆうしゃのたて。ゾーマのこごえるふぶきを軽減できる貴重な耐性防具です。そしてさらに、よろいは先ほどのMVPやいばのよろい。ここはブレス軽減効果のあるひかりのよろいと迷いましたが、やはり反射ダメージは偉大ということで、やいばを選択します。あとはMP回復用のいのりのゆびわ。長期戦になることは目に見えているのでしっかりと対策します。弱体化させるためのひかりのためと念のため保険のけんじゃのいしを入れて準備は完了!いくぞ、ゾーマ!!!

アイテム構成がこちら↑

最終決戦!大魔王ゾーマ!

まずは開幕ひかりのたまを使用します。流石に闇ゾーマには勝てない(笑)色を変化させ、戦える状態に戻します。このひかりのたまを使って闇の衣を剝がすシーン、めっちゃすき。間に入るゾーマのセリフもめちゃくちゃかっこいいです。

歴代ラスボスの中でも特にカリスマ感のあるゾーマさん。さあてどう戦っていこうか。といってもやれることは少なく、殴るか回復するかだけ。これまでの相手とは違って行動が多彩かつ完全にランダム行動なので、状況によって攻めるか守るかを判断しなければなりません。特に一番やばいのがこごえるふぶき+通常攻撃のターン。総ダメージ量が多く回復をしっかりと入れなければなりません。逆にチャンスなのがいてつくはどうのターン。今回はこちらは一切補助呪文を使うことがないので、ただの無駄行動になります。ここが攻め手。しかし序盤は攻撃が激しくなかなか安定して攻めることができません。戦いは始まったばかり。いのりのゆびわもあるし無理せず回復メインで立ち回ります。幸い時間をかけたとしてもバラモスやバラモスゾンビのように自動回復を持っているわけではないので与えたダメージがチャラになることはありません。すると、なぜかいてつくはどうを連発するフェーズに入ります。これはラッキー!チャンスを逃すまいとすかさず攻め込みます。しかしなぜかずっといてつくはどうを放つゾーマさん。このモーションがスクワットしているみたいでなんかシュールw

思いがけないボーナスタイムの突入で一気に火力を稼ぎます。しかしやはり大魔王、タフですね、、、。だんだんとこちらのMPも減ってきていのりのゆびわを使わざるを得ない状況に。たくさん準備しているのでMPの枯渇はまだまだ大丈夫だとは思いますが、先が見えない戦いになるので心配にはなりますね。しかしここまで来たらあとは自分を信じるのみ。油断することなく攻撃、回復を続け最後、ゾーマの強烈な一撃をやいばのよろいが反射します。そのやいばが消耗した大魔王へクリティカルヒット。ゾーマ撃沈。やったああああああああ!!!!!ついに!!!勇者一人で買い物せずに世界を救うことができました!!!!!!本当にこの瞬間飛び跳ねました。うれしかった。

そして一人で伝説へ…

思えばここまでたくさんの試練があった。通常プレイじゃ考えられない場所で苦戦したり、ボス戦に関しては本当にギリギリの勝負ばっかりでした。でも自分のドラクエの知識を試すという意味で本当にいい冒険ができたし、何よりやっぱりドラクエって面白い!って再認識できた、そんな冒険でもありました。ドラクエの縛りプレイ、実は結構苦手であまりやってこなかった(しっかり準備してガチガチで挑むタイプ)ので今回で克服できたというかまたやりたいと思えましたね。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。またこういうハラハラドキドキするような縛りでドラクエやりたいと思います。最後はぬいぐるみを着て伝説へ。ありがとうございました!

【今回の冒険の動画はこちら⇒】https://www.youtube.com/watch?v=MSmYZ578oR8&t=1849s

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