はいどうも!みなさんこんにちは!ドラクエだいすきちゃんねるのしゃまと申します!
今回は歴代ドラクエの
「えっ?これ負けイベントじゃないの?」
と勘違いしてしまうほどの強さを誇るトラウマ級ボスを紹介・解説していきます!
ガチで震えた当時の記憶を呼び起こしていきますので覚悟してご覧ください!
【DQ1】ドラゴン
まずはじめに紹介していくのはドラクエ1からドラゴンです。

沼地の洞窟でラダトーム城から攫ったローラ姫を閉じ込めるようにして鎮座しています。ローラ姫を助け出そうと近づくと、目の前で突如エンカウント。ファミコン版だと姿は見えず、特定のマスに踏み込むと確定でエンカウントするようになっており、周囲に出現する敵とは明らかに違う佇まいに驚いたプレイヤーも多いでしょう。

レベル上げや装備調整などの準備を十分に行わないまま挑めば消し炭にされてしまいます。同じ沼地の洞窟に登場するおおさそりがHP15、攻撃力18(リメイク版参照)。近くのリムダール周辺にでてくるがいこつがHP30、攻撃力28なのに対し、HP153、攻撃力は59(リメイク版参照)と圧倒的数値差。いかにドラゴンがこのタイミングででてはいけない魔物かがわかります。

鍵を手に入れたからといって無闇に突入するのではなく、まずはレベルをしっかり上げてから挑むようにしましょう。
レベル12くらいあればようやく戦えるように。リムルダールではがねのつるぎやはがねのよろいを購入しておくとさらに安心ですね。戦闘時は、先制されても回復が間に合うようにHPは50以上をキープしながら戦うことで安定するでしょう。
そんなわけで何もない場所から突如出現するドラクエ1の強敵ドラゴンでした。
【DQ3 HD-2D】パンドラボックス
続いて紹介していくのは最新作ドラクエ3HD-2Dリメイクよりパンドラボックスです。
こいつはもうやりすぎでしょう。
まずは出現場所ですがHD-2D版より新たに追加された隠しダンジョン試練の神殿にて出現します。5つの試練が用意されており、それら全ての試練を乗り越えることで最後の裏ボスグランドラゴーンと戦うことができるのですがその道中に立ちはだかるのがこのパンドラボックスです。

このパンドラボックスが歴代屈指の最強性能となっておりHP3600、攻撃力482、守備力712とステータスからしてバケモノ。その上毎ターン自動回復と3回行動持ちというイかれた性能です。
数値からしてあらゆる攻撃も通りづらく本作屈指の最強特技ビーストモード+まものよびも相手が最大で4体同時に出現することから安定した打点になりません。状態異常耐性も持っており足止めもうまく効かないですし、自身はめいそうを使用して一気にHPを500回復してくるので、せっかく与えたダメージも一瞬で回復されてしまったりします。
その上パンドラボックス側からは個体によって差はあるものの3回行動からのザラキやメダパニ、あまいいきややけつくいき、強制催眠のにらみつけ、マヒャドやメラゾーマ、ヒュプノスハントなどもうやりたい放題です。
まともにやりあうと本当になすすべなくやられるため、頭を抱えたプレイヤー、絶望したプレイヤーも多いでしょう。そんな史上最悪といえる性能のパンドラボックスですが、
バシルーラが比較的効きやすい
という大きな弱点を持っています。

ということでまともにやりあっても勝てない相手なので、バシルーラでさっさと吹き飛ばしてしまうのが楽。というかこれくらいしかまともな攻略方法がありません。あとは育成しまくった職業でたたかいのドラム+ビースト渾身斬りやラリホーヒュプノスで強引に突破するくらいでしょうか。ということでぶっ壊れという安直な言葉がそのまま付けられても違和感がないくらいの歴代最悪ボスでした。
【DQ4】キングレオ
続いては少し飛んでドラクエ4からキングレオです。

ここで紹介するのは5章で出現するキングレオですね。4章の最後にも出現しますが、こっちは本当の負けイベント。キングレオ城を収める魔獣で、もともとは人間でしたが魔族に魂を売ることで凶悪な魔物に進化。その後はデスピサロの配下となり暗躍します。4章の物語の根幹であるモンバーバラの姉妹ミネアとマーニャですが、殺された父の仇を取るべく旅を続け紆余曲折を経て犯人であるバルザックを追い詰めます。しかし、バルザックをはるかに上回る力を持つキングレオの前になすすべなく敗走。5章にて新たに勇者と導かれし者たちを引き連れ、再戦します。
この時のプレイヤーの心境としては、あの時の負けを取り返すため、成長した我らの力を見せてやるという気概になっているはずですが、いざ戦ってみるとやっぱり強すぎる。FC版だと多少強いかなぐらいなんですがリメイク版だとめちゃくちゃ強い。
まずはこの時期では珍しい完全2回行動持ち。高い攻撃力から繰り出される一撃は、生半可なレベルと防具では受け切れないでしょう。しかしそれ以上に恐ろしいのがこごえるふぶき。

なんとこの段階で威力60ダメージの全体攻撃を使ってくるのが普通に頭おかしいです。耐久力の低いキャラであればこごえるふぶき+ギラで即死かよくても瀕死まで追い込まれるでしょう。順当に進めているとここのキングレオに瞬殺されて、え、また負けイベント?と思わされることでしょう。
幸い船入手後は様々な街を巡って装備を整えることもできるので、てつのたてやドラゴンシリーズの装備を買って吹雪耐性を高めておいたり、ベホイミが使えるメンバーを最低2人編成するなどしてパーティを整えておきましょう。そんなわけで確定2回行動から繰り出される時期的にありえない威力のこごえるふぶきを使う強敵キングレオでした。
【DQ5】ブオーン
続いて紹介していくのはドラクエ5よりブオーンです。

古の時代、ツボの中に封印された魔獣ブオーン。突如としてその封印が溶け、サラボナへと進行を始めます。このブオーンですが、戦うタイミングが明確に決まっているわけではなく、青年期後半に突入後いつでも挑戦することができます。青年期後半突入後は子どもたちが仲間加入して間もないため育成もそこまで進んでいるわけではないでしょう。そんな状態で突如始まるブオーン戦。
攻撃力は300から繰り出される強力な攻撃、
ラスボスのミルドラース第2形態が攻撃力375なのでそれに迫る数値が育ちきっていないパーティに襲いかかるということでまさに絶望。他にも軽減が難しいいなずまや高い火力のはげしいほのおなど全体攻撃を持っていたり、スカラで自身の耐久を強化したり、リメイク版ではルカナンでこちらの守備力を下げてきたりと見かけによらず多彩な行動でこちらを苦しめてきます。しかも最大2回行動も行うというおまけ付き。レベルをしっかり上げて準備していかないと一瞬で壊滅させられることでしょう。

対策としてはブオーン自体がいてつくはどうを使わないので、スクルトやフバーハなどで防御を固めるというのがわかりやすい対策です。男の子がレベル23でフバーハを習得するので、そこまで育成することをお勧めします。見かけによらず素早さも高いので、行動順を安定させないと後攻攻撃から先制攻撃というパターンに入ると、実質3〜4回連続で動かれることになるのでほしふるうでわを装備させるなどして素早さもしっかりと確保するようにしましょう。
そんなわけで、戦闘時期がある程度自由に設定されている割に強さは一級品。こちらのパーティが育ちきっていないうちに急に挑ませられる可能性もあるドラクエ5屈指の強ボスブオーンでした。
【DQ6】本気ムドー
次に紹介していくのはムドー。現実の世界と幻の世界、2つの世界に君臨し幻術を操って人々に恐怖を植え付けていた魔王です。

本編内では実に3度に渡って戦うことになり、1回目が上の世界にある地底魔城でのムドー。
これは幻の存在であり真のムドーは現実世界に城を構え主人公たちを待ち受けます。

そして2度目はこの下の世界にいる真のムドーとの戦い。お供にきりさきピエロ2体を引き連れ出現します。

かえんのいきを使ったり、ルカナンと打撃のコンボを使ってきたりとこれまでのボスとは比較にならない強さで苦戦した方も多いでしょう。さりげなく毎ターンHP20回復という自動回復の特性を持っているため、数値以上の耐久性能もやっかいです。
しかしながらなんとか持てる力を振り絞り最後の刃をムドーに突きつけます。ここで、これまで幻やら石化やらでこちらをいたぶり余裕をみせてきたムドーがついに本気モードに。そして運命の3戦目が開戦します。

これがいわゆる「本気ムドー」と呼ばれる状態で、歴代ドラクエでもトップクラスの強敵となっています。
HPは900、攻撃力115と数値上はそこそこですが、なによりやばいのが行動パターン。1〜2回行動でローテションが組まれており、
①こおりのいき or 攻撃
②いなずまor攻撃
③まぶしいひかりor あやしいひとみ
のパターンとなっています。
とくにこおりのいきといなずまが全体攻撃で凶悪。50〜60ダメージをパーティ全体に与えてくる技でこの時期では破格の性能。しかもローテーションを見てもらえばわかる通り、こおりのいきといなずまが連続で飛んでくる可能性もあり、そうなると耐久力の低いミレーユなんかはそのまま持っていかれたりします。すぐに立て直そうにも、強制催眠効果のあやしいひとみで回復役のキャラが眠らせて、うまく立て直せずに、そのままあっという間に全滅、なんてことになります。
とにかく急に異次元の強さになるので、負けイベントかと思っていたら何事もなく普通に教会から再開されて普通に全滅だったことを知るという流れは多くのプレイヤーが経験したことではないかと思います。

本気ムドー戦で大事なのがほのおのツメとゲントの杖の存在。道具効果でメラミを発動できるほのおのツメはこの時期の打点としては超優秀。対ムドー戦での攻撃の要になります。ほのおのツメはムドーの城で拾うことができるので、ムドー戦に入る前に忘れず回収しておきたいところ。ゲントの杖は、ゲントの村で仲間にすることができます。道具効果でベホイミのこうかを持っており、回復手段を持たないハッサンにこれを持たせておくことで、安定感を引き上げることができます。
これらを駆使しつつ、いなずまやこおりの息が選ばれないパターンをうまく引ければHP自体は普通なので十分勝機が見えてきます。しかしながらやはりこの強さ、シリーズでもトップのトラウマボスでしょう。でも本気ムドー戦でのみ流れる音楽「敢然と立ち向かう」は最高ですよね。
はい、というわけで今回はトラウマボス前編ということでDQ6までの強敵を紹介していきました。
別の記事でDQ7以降のトラウマボスを解説していきますので、ぜひそちらもご覧いただければと思います。それでは今回はここまで!
ばいばい!
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