みなさんこんにちは!
歴代ドラクエで、
「えっ?これ負けイベントじゃないの?」
って勘違いしてしまうくらい強かったボス、いますよね。
今回はそんなトラウマ級ボスモンスターを紹介していきます!この記事は後編でDQ7~DQ11に登場するボスモンスターを紹介していきます。前編はこちらの記事で紹介していますのでぜひそちらもごらんください!
【歴代ドラクエ】負けイベントかと思うくらい強すぎたトラウマ級ボスまとめ【DQ1-DQ6編】
【DQ7】山賊4人集
まずはじめに紹介していくのは山賊4人衆です。

さんぞく兵、さんぞくマージ、さんぞく、エテポンゲからなるあらくれ部隊。長い長いダーマ編を終えて、現代ダーマが復活した後に訪れるふきだまりの町跡地にて困っている神父のふりをしており、助けようとした心優しい人を襲っては金品を巻き上げるという極悪人の集まり。
やってることは小物ですが、戦闘能力は、直前でダーマ神殿を占拠し大神官フォズを幽閉。その後神官に成りすまし旅人から力を奪い取っていた魔王の配下アントリアを余裕で上回っており、圧倒的な力の前になすすべなく生き埋めにされたプレイヤーも多いでしょう。
まずは左からさんぞく兵。

HP200、攻撃力80でムーンサルトやかえん斬りなどを使うアタッカーポジションとなっています。ちからためも使用し、その次のターンで全体攻撃のムーンサルトが飛んでくると相当苦しくなります。
続いてさんぞくマージ。

HP140、攻撃力65。
強化攻撃やベギラマなど強力な攻撃に加え、ラリホーも使用するやっかいな相手。とくにベギラマがかなりやっかいで、この時点での全体攻撃としては相当痛いダメージを受けます。
続いてさんぞく。

HP180、攻撃力75。他のキャラ同様通常攻撃に加えて、いしつぶてやどくがのこなといった全体攻撃、絡め手を使用。ただし、他のキャラに比べて素早さが96と高く先制してどくがのこなを撒かれて、こちらが混乱してしまい、そこから壊滅という流れも少なくありません。
最後にエテポンゲ。

完全に見た目はゾンビですが、これでも一応生きた人間らしいです。一応。パーティの中ではもっともHPが高く、HP230、攻撃力68となっています。強化攻撃、マッスルダンス、いしつぶてなどの攻撃技に加えてどくのいきやマホトラおどりといった妨害も行う厄介な相手。ただ他の奴らに比べて足止めされる技はないのでHPも多いということから倒すのは後回しにするのがよいでしょうか。
こんな感じでそれぞれが全体攻撃や妨害技を持っており、どこからでもこちらの体制を崩せるような戦闘構成になっています。ちょうど転職可能になってすぐなのでそこまでこちらも育っていない頃でしょう。ここで全滅するとフィールドに生き埋めにされるなど、ちょっと変わった全滅後の展開もあったりして負けイベントなんじゃないかって思いがちですが、しっかりと勝利しないと先に進めないようになっています。

一応さんぞくマージ以外はラリホーが効きやすいので、マージ以外をうまく眠らせながらHPの低いさんぞくマージを集中攻撃。続いてやっかいなさんぞく、さんぞく兵を撃破し、最後にエテポンゲを倒すルートが基本でしょう。全員イオ系の通りがいいのでイオラで削るというのはかなり得策ではありますが、イオラは魔法使いの熟練度6で習得と遅めなのでこのタイミングで用意するのが難しいか…。
それでいうと羊飼いの熟練度5で習得するひつじかぞえ歌が敵全体に効果の及ぶラリホーマということで今作屈指のぶっ壊れ特技となっており、このさんぞく戦でも大活躍なので、ぜひ覚えさせて使ってみましょう。
ということで対策はいろいろあるんですがやはり初見時のインパクトは圧倒的で類を見ない強さが印象的な4人組でした。
【DQ7】ヘルクラウダー
続いて紹介していくのはヘルクラウダー。
聖風の谷にて聖なる風を止めるため黒雲を呼び、リファ族を滅ぼそうとしていた魔人。過去の聖風の谷での最終決戦で登場するのがこのヘルクラウダーです。

HPは3080、攻撃力185で通常攻撃の他にかまいたちやしんくうはなどを使用します。特にバギ系全体攻撃のしんくうはが強力で無耐性だと100に近いダメージをもらうことに。1ターンに2回行動してくることもあるので、しんくうはと何か攻撃で普通に瀕死までもっていかれます。
さらにやっかいなのが、お供として呼び出されるベビークラウドの存在。

こいつが本当に厄介で、ラリホーやバギマを使用してきます。複数登場しては集団でラリホーで眠らせてきます。地味にしんくうはと合わさるバギマも危険。ヘルクラウダー自身が状態異常耐性を持っていて小細工が通用しないので正々堂々戦い切る必要がありますが、お供のベビークラウドがそれを許しません。回復役がラリホーで寝てしまうとしんくうはやかまいたちでガンガン削られていき全滅ルートまっしぐらになってしまいます。
ちょうどマリベルがイベントで離脱してしまうタイミングなのでパーティによっては回復係がいない、なんていう状態になっているかも。そうなった場合は急遽回復役を用意するのと仲間になりたてのアイラをしっかり育成することを忘れずに。ただアイラが加入時から習得しているメダパニダンスがベビークラウドに比較的有効なのでこれを使用し足止めするのもおすすめ。あとは聖風の谷で購入できるせいれいのよろいやマジカルスカートでしんくうはの威力を軽減したりマジックバリアでラリホーの被弾率を下げるなど、細かいフォローを忘れずに。

ただしイベントが進むと店が利用できなくなる。到着後すぐに買っておこう。
それでようやく戦える相手というくらい凶悪な中盤の強敵ヘルクラウダー。本当に強かった…。
【DQ8】ドルマゲス
続いて紹介していくのはドルマゲスです。

物語冒頭から追い続けている主人公一行の因縁の相手。祖国トロデーンにいばらの呪いをかけ、国王トロデを魔物の姿に、姫のミーティアを馬の姿に変えてしまいます。その後も多くの重要人物の殺害にあたったりと作中でもかなり非道なキャラクターとして描かれています。物語中盤、魔力の消耗からくる疲れを癒すため闇の遺跡に逃げ込むドルマゲスを追い詰める一行。長きにわたり追い続けた末、決着の時が訪れます。
まずは第1形態。戦闘開始後に分身し、本体がHP1880、攻撃力が202、分身はHP570、攻撃力176となっています。いずれも非常に高いステータスで見かけによらずパワー型。ガレキ投げやしんくうはといった強力な攻撃のほかあやしいひとみで強制睡眠なども使います。各個撃破で確実に数を減らしていく戦法がオススメです。

というわけで第1形態だけでもかなり強敵なのですが問題は第2形態。こいつがまじで強すぎてひっくり返りそうになります。
まず第2形態ですが、第1形態で受けたダメージや消耗したMPをそのまま引き継いでのスタートとなります。というわけで第1形態で満身創痍になってしまった場合、その状態で第2形態がスタートします。一応3DS版では第1形態で経験値が入るようになったのでここでレベルが上がればそのキャラは全回復することができますが、基本的にはそのまま戦闘スタートということでこれがきつい。仮に第1形態を余裕を持って撃破したとしてもそう簡単には倒せません。

第2形態ですが、HP2640、攻撃力210、毎ターン確定2回行動。マヒャド、ベギラゴン、激しい炎、フェザースコールといった強力な全体攻撃に加え、1人に対して連続攻撃を浴びせる超高速連打、テンション溜めや回復を阻害するおたけび、補助をかき消すいてつくはどうと強力な行動のオンパレード。一応行動はローテーション型なので、流れを覚えれば対策自体はしやすいものの、初見プレイなどではそうもいかないですよね。第1形態から結構厳しい戦いを強いられるのに、連戦でこれはやばすぎる。
まずはおたけびや呪文攻撃をケアするためマジックバリアが有効、かつ第1形態では耐性のあったルカ二に対して完全耐性ではなくなったため、かぶとわりなどで攻めながら守備力を下げるのも重要です。また全体攻撃が一気に増えたのでベホマだけだと回復が間に合わなくなる可能性もあり、ククールがレベル30で覚えるベホマラーがあると一気に戦いが楽に。というかこれがあるのとないのとでは難易度が段違いになります。
一応1度全滅した後に再戦する際は第2形態からスタートになるので、まだ戦いやすいですが、それでもかなりの強敵。絶望したプレイヤーも多かったのではないでしょうか。
【DQ8】レティス
続いては同じくドラクエ8よりレティスです。

神鳥と呼ばれる伝説の生き物で、複数の次元を行き来する強大な力を持つ偉大なる存在です。暗黒神の手下である妖魔ゲモンに自身の子ども(卵)を奪い去られ脅されていたため仕方なく(?)闇の世界のレティシアを襲っていました。そんな中、卵を奪還できる強い旅人を求めており、それに選ばれた主人公たちは力を試すためにと強襲してきます。
しかし、
「これホントに力試しか?」
ってくらいの驚異的な火力でこちらを攻撃してくるため、あっけなく全滅したプレイヤーも多いのではないでしょうか。
ちなみにこれでも全滅するとちゃんと所持金半分持ってかれます。神の鳥とは一体…。というわけでなぜそこまでレティスが強いのかを紐解いていきましょう。
ステータスですが、HP2400、攻撃力386、守備力308。これはラスボスラプソーンの第1形態以上の攻撃力で守備力に至ってはラプソーン第2形態を上回っています。それがまだラストに到達する前の段階で出現。しかも何の前置きもなしに突如襲ってきますからね。守備力はクリア前ではメタル系を除けば最高数値。加えて全ての呪文攻撃に対して耐性を持っており、状態異常も効きません。この高い数値を活かした強化攻撃わしづかみはこちら側の守備力を高めていても相当なダメージを受けてしまいます。それだけではなくライデインによる全体攻撃や、まぶしいひかりによる目くらまし、リメイク版ではメダパニーマまで習得し、非常に厄介な相手となりました。
とはいえ様々な対策も取ることができ、例えば、
・スカウトモンスターを活かして戦闘開始後に一気に削る
・軍隊系に耐性がないのを利用しおっさんよびやゴールド投げを使う
・雷光一閃突きや大まじん斬りなどの当たれば大ダメージ系の特技でガッツリ削る
などが挙げられます。
とはいえ普通に戦えば苦戦必至。いきなり戦闘になってはこちらを惨殺していく悪鳥とはまさにレティスのことでしょう。
【DQ10】天魔クァバルナ
続いて紹介していくのはドラクエ10より天魔クァバルナです。今回はオフライン版をベースに話していきます。

ドルワーム王国のおはなしの最終ボス。肉体と魂を封印されていたが、とあることをきっかけに復活。ボロヌスの穴にて主人公たちを待ち受けます。こいつを倒さないことには大陸攻略の証であるキーエンブレムをもらえないのですが、キーエンブレムを手に入れるために倒すべきボスの中では圧倒的強さを誇ります。
左右の翼と本体の3ターゲットから構成されており、そのうち本体がHP8365、攻撃力が405という数値。3体同時出現の際はまずは周りから狙いなさいというのはみなさん、デスタムーアで学んでいると思いますが、なんとこいつの場合、先に羽を落として本体だけになると行動パターンが変化し攻撃が激化します。

翼がある時はメラゾーマやドルモーアなどの呪文攻撃が主体の行動が組まれていますが、翼がなくなり地に落ちると急に肉弾キャラに変化。痛恨の一撃やばくれつけんといった、高火力物理攻撃で攻撃してきます。の時のダメージが余裕でこちらをワンパンしてくるレベルなのでほんとにあっという間に全滅します。
じゃあ翼を攻撃しないように本体だけ狙っていればいいのでは?
と思ったかもしれませんが、10ターン経つと自動的に翼が取れて地上モードに変更されるので、結局はこの地獄が始まってしまうというわけですね。ということで、翼が落ちる10ターン目までが勝負。事前にテンションを溜めておいて初ターンから高火力攻撃で削れるだけ削る。翼が落ちるころにはある程度ダメージを与えた状態にして地上モードと戦う時間を極力減らしていくことが重要になってきます。
といった感じでギミックを知らないと圧倒的な高火力技の連発で度肝を抜かれる極悪ボス、天魔クァバルナでした。
【DQ11】魔竜ネドラ・邪
続いて紹介していくのはドラクエ11より魔竜ネドラ・邪です。
こいつはストーリークリア後の世界にて過ぎ去りし時を求めた後に出現する隠しボスのような存在。

ということで討伐は任意となっており、特段倒さずともストーリー自体は進行可能です。とはいえ出現場所を通ると自動で戦闘開始となるため、突如として戦う羽目になった冒険者も多いのではないでしょうか。クリア後の世界では世界各地で邪と名についた強化ボスが出現していますが、その中でもこのネドラに関しては格別の強さとなっています。
HPは7600、攻撃力は695とドラクエシリーズで考えても驚異的な数値設定です。そのうえ確定3回行動からグランドプレスやギラグレイド、やみのほのおなどの凶悪な範囲攻撃をぶっ放してくる最強最悪モンスター。加えておたけびややけつくいきといった行動制限技も持っており、搦め手も駆使しながらこちらを追い詰めてきます。

ネドラと戦う際はとにかくおたけびとやけつくいきの対策は必須。パピヨンマスクやスーパーリング、大天使のブーツといった、マヒ、休み耐性持ち装備をしっかり装着して挑むのがとにかく重要。幸いいてつくはどうは使ってこないので、スクルトを重ね掛けしてグランドプレスのダメージを軽減するのも有効です。
そんなわけでしっかりとした対策が求められる本作屈指の強ボス。場合によっては何もできないまま全滅させられるいわゆるハメのようなものが待っているのでトラウマを植え付けられた方も多いと思います。ちなみに敵が強い縛りで戦うと更なる絶望が待ち受けていますので猛者の方はぜひチャレンジしてみてください。
はい、というわけで今回はトラウマボス後編ということで、DQ7以降の強敵を紹介していきました。みなさんのトラウマはいましたか?それではまた次の記事でお会いしましょう~~。
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